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矯正についてもっと知りたい

スポーツと矯正

歯を食いしばったときには、どのくらいの負担がかかっているのですか。

夜間の食いしばりは普通の人は、大体自分の体重くらいの力が歯にかかっています。通常食事の際の「噛む力」は、その3分の1くらい、10㎏、30㎏くらいです。ですので、通常の噛んでいる最中に何か問題が出るということは少なく、夜中の食いしばりの方が重要で思わぬトラブルを起こしてしまうことがあります。
スポーツをしている方というのはまた違います。ボディビルダーやテニスプレーヤーなど、プロのスポーツ選手は200㎏まで噛む人もいます。

咬み合わせを治すと運動能力はあがりますか。

奥歯は上に4本、下に4本あります。その奥歯が1本2本しか噛んでいないような方はきちんと4本噛むようにした方が筋力を最大限発揮できると私は思います。だからといって、咬み合わせを治せば、必ずしも、運動能力があがるということではないと思っています。特に、プロの方々は歯並びが完成する前の幼少時から運動をやっています。ですので、歯並びを変えるということ自体がすごくチャレンジだと思います。自分の咬み合わせのコンディションを変えることは、自分の運動能力のスキルを変更するかしないかという重要なことにかかわってきます。また、歯の矯正には最低でも3年はかかります。プロスポーツ選手にとっての3年間というのは長いですよね。完璧な咬み合わせになったとしても、その効果が発揮できる期間は限られてしまいます。それでも、咬み合わせを治したいということであれば、矯正をするタイミングなども決めていただく必要がありますので、トレーナーさんにも一緒に相談していただかなければなりません。
個人的には、プロの道で成功しているのであれば、歯並びを変えないという選択肢もあるのではないかと思っています。

プロスポーツ選手たちはどのような歯のメンテナンスをしているのでしょうか。

例えば、プロゴルファーの青木選手は、定期的に奥歯のセラミックを全部変えるそうです。
元々は綺麗な歯でしたが、プレー中の食いしばりにより歯が摩耗してしまったためセラミックの被せをしているそうです。けれど、プレー時の歯への負担が大きいため、被せも定期的にかえなければ長く持たないそうです。
プロスポーツ選手の歯への負担は相当なものですよね。
他の選手も同様に、定期的に歯のメンテナンスをしっかりしています。具体的には、その人にとってベストな咬み合わせの位置を保つように維持していると思います。実は、ある程度理想的な咬み合わせの高さというのが各自骨格で決まっているんですよ。一番咀嚼がしやすく、筋力も発揮できる、その人にとってベストな咬み合わせの高さというものがあります。
入れ歯を作るときにも理想的な高さに作るようにしています。ですので、プロスポーツ選手は、歯が摩耗したら被せを作り、ベストな高さに保つようにしているのではないかと思います。

これまで医院の患者様で、初診相談には来たけれどスポーツを優先するために矯正を諦めたという方はいらっしゃいますか。

ワイヤー矯正の場合、諦めた方はたくさんいらっしゃいます。サッカーや空手など顔にあたる可能性のあるスポーツをされる方。またブラスバンド・オーケストラ奏者など、音楽を
される方は、楽器が吹けないということでやめた方は多いです。
けれど、最近は、インビザラインがあるから矯正を始めますという方もたくさんいらっしゃいます。外すこともできるし、マウスピースで歯が固定されるという理由で、インビザライ
ンを選ばれる方は多いです。
スポーツに関してですが、先ほどもお話したように、歯並びを治せばスポーツでよい成績を収められるかと言われると難しいですね。矯正をすることは悪くはないと思うんです。ただ、
幼少時からずっとやってきた噛み合わせのバランスを、矯正では変えてしまうので、そこが心配です。歯が全部動く過程で、一旦今までのように噛めなくなるという状況が起こってし
まいます。そのとき、成績が落ちてしまう可能性もあるということです。
いずれにせよ、小さいうちから歯並びを治しておけば、将来の可能性は広がります。矯正をするなら早めに始めることをお勧めします。

矯正治療について、毎日多くの方から当医院に様々なお問い合わせやご相談をいただきます。
より多くの方に、歯科矯正の現状や正しい知識をお伝えしたいと思い、この「もっと知りたい、矯正のこと、医院のこと」コーナーをスタートしました。
これから月1回程度のペースで、多くいただくご質問についてここでお答えしていきたいと思います。

[ 河原町歯科医院 Dr.江口 ]

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