インビザライン症例に出てくる「リファインメント」「追加アライナー」とは何ですか?

こんにちは。京都・河原町歯科医院のDr.江口です。
当院のWebサイトでは、インビザラインの症例を期間や実際の治療費用とともにご紹介していますが、その中に「リファインメント」という言葉が度々出てきます。
今日はインビザラインにおける「リファインメント」について少しご説明したいと思います。

矯正治療においては、常に作用と反作用を勘案しながら慎重に治療を進めていく必要があります。これは、インビザラインでも従来のワイヤー矯正でも同じです。
矯正を始めるにあたりゴールに向かって綿密な治療計画を立てますが、完璧に予定通りに行くということは通常ありません。一定期間ごとに到達できなかったところをチェックし、誤差の修正を繰り返しながら、ゴールに向かって進む精度を上げていくという過程が発生します。

インビザラインの「リファインメント」とは、この誤差の修正・精度を上げる過程にあたります。具体的には、治療が進む過程において当初の治療計画と実際の歯の移動の誤差を修正するために、改めて口腔内3Dスキャナ(iTero)による精密な歯型データの採取などを行い、新しい治療計画に基づく追加アライナーを製作するのです。
この「リファインメント」数回繰り返して、最終的に目標とする歯並びを目指していきます。

「リファインメント」は何回ぐらい必要になるのか?

当院ではかなりの数のインビザライン症例数を有しておりますが、その経験則からすると、平均して2-3回程度です。
ただし、個人差が非常に大きく、1回で済む方もいれば、場合によっては5-6回必要になる方もおられます。どうしても歯が動かない方もおられますし、患者さまのこだわりで「ここをとことん直してほしい」という方は、回数が増える傾向にあります。

なお、「リファインメント」で追加アライナーを製作すると費用も追加になるのでは?とご心配になられる方もおられるかと思います。

ご安心ください。当院が治療前にご提示させていただく費用は、矯正開始から完了後2年間の保定観察までにかかる費用をすべて含んだパッケージ料金(総額表記)です。
つまり、上記の「リファインメント」が必要な場合でも、追加料金はかかりません。安心して納得いくまで治療を続けていただけます。

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