こんにちは。京都・河原町歯科医院のDr.江口です。
今日は「インビザラインの適応症例」について、少しお伝えしたいことがあります。
ここ2-3年の間でしょうか、他院で「あなたの歯並びはインビザラインの適応対象外です。」と言われた方が、当院の無料初診相談にお申し込みになることがぐっと増えました。
けれども、当院での診断の結果では、ほとんどがインビザラインで矯正可能なケースです。
これまでワイヤー矯正の見た目などの問題で矯正治療に踏み出せなかったけれど、「インビザラインなら!」と希望を持って相談に行ったにも関わらず「あなたの歯はガタガタがひどすぎてインビザラインの適応症ではありません。」「抜歯が必要なのでインビザラインはできません。」等の説明を受け、半ば矯正を諦めている方々が多くおられるようです。そして、そのような方からの相談が増えていることは、大変残念に思っています。
そこで、今回お伝えしたいことというのは、、、
インビザラインは最新の3Dテクノロジーを駆使した画期的な新しい矯正システムです。では、どんな医師が治療を行っても治療結果は同じか?というとそうではありません。そのシステムを最大限に生かせるかどうか、難易度の高い症例に対応できるかどうかは、ドクターの症例数と経験値によるのが現状です。
インビザラインは1999年に米国のアライン・テクノロジー社により提供開始されて以来、現在、世界100カ国以上で600万人を超える(2018年12月現在)患者様が治療を受けられています。
当院では2009年にインビザラインを矯正治療に取り入れ、約10年が経過し、インビザライン症例数は約2,000件(2020年1月現在)となりました。
自身の対応実績や経験からも「成人矯正に関してはインビザラインで対応できない症例はほぼない」ということを実感しています。
もし一つの医院で「マウスピース矯正では対応できません」と言われてもあきらめないで、他の複数の歯科医院に相談されてみてください。
ぜひ、「インビザラインでできるなら矯正しよう!」と思われたその気持ちを大切にしていただきたいなと思います。
と、ここまでインビザラインについてお伝えしてきましたが、当院ではワイヤー矯正にも対応しています。
ワイヤー矯正を使用するメリットももちろんあるんですよ。
例えば、細かな歯のガタガタを直すときは部分的にワイヤーを使った方がより綺麗になったり、倒れすぎている歯はワイヤーの方がより早く歯が動いたりします。
患者様とご相談しながら、それぞれの治療法のメリットを十分に活かすために、適時インビザラインとワイヤー矯正を併用して使用することもあります。
今後、皆様のご参考にしていただけるよう、当院の症例を不正咬合の種類別に詳しくご紹介していく予定です。ぜひご覧ください。
矯正治療に関する無料初診相談を行っています。
ご自身の歯並びの現状を知ったり、
矯正治療に関する疑問や不安を解消する場としてぜひご利用ください。