江口矯正歯科です。
今回は、子供の姿勢と歯並びの関係について書いてみます。
実はこの二つには相関関係があることが分かっています。
なぜかというと、姿勢の悪い子供は必然的に口呼吸になり、口呼吸をしていると口が閉じないため、口の周りの筋肉が弱くなります。
筋肉が弱くなると口の中が狭くなって、歯が狭い空間に押し込められた結果、歯並びが悪化するからです。
ですので、幼少期は特に子供の姿勢を意識することが大事です。
口呼吸の改善策については以前説明したので、今回はもう少し細かいケースを説明します。
①食事の姿勢
食事の時の姿勢は特に気にした方がいいです。
ちゃんと噛むことが、歯の周りの筋肉を鍛えますが、
よくあるのが、子供が家のテーブルで椅子から足をぶらぶらして食べている家庭です。
椅子の高さが合っていないのが原因ですが、足が不安定だと姿勢を整えないといけないので他の筋肉にも力が入ってしまい、噛むことに集中できません。
子供に合った椅子を選んであげましょう。
②勉強中の姿勢
やはり子供でよくあるのは、頬杖です。
学校での姿勢は普段見えませんが、頬杖をつくことで、顎を押してしまい、顎の骨が歪んだ結果、歯並びが悪くなります。
普段の勉強姿勢などを見て、注意してあげてください。
外因的な歯並びは、幼少期にほとんどが決まります。
常に注意するのは無理だと思うので、ポイントを押さえて注意してあげてください。
皆様のお子様のお口の健康をお祈りしています。
江口矯正歯科クリニック