子どもの永久歯が生えてきません。 2023年4月2日 子どもの歯科相談室 こんにちは。江口矯正歯科です。 お子さんの歯を観察していると、「永久歯」が生えてこない部分がある。という方はいらっしゃいませんか? 実は、永久歯が生えてこないことは、そこまで珍しいことではなく、当院でもたまに相談を受けます。 子供の永久歯が生えてこないケースには、いくつかのパターンがありますので、今回説明していきます。 1.乳歯が抜けたのに永久歯が出てこない 乳歯が抜けるということは、何かに押し出されているということです。 つまり、乳歯が抜けたのに歯が生えてこないということは、永久歯が何か(隣の永久歯など)に引っかかっているということです。 こういったケースでは、仮に生えてきたとしても正常な位置とは別の場所に生えてきてしまうので、小児歯科や矯正歯科に早めに相談することをお勧めしています。 またこの中でも、乳歯が虫歯になり永久歯が生えてくる前に乳歯が抜けている場合は、歯茎が閉じて固くなることで永久歯が生えてこない可能性があります。 そういったケースでは、歯茎の一部を切開し、傷をつけることで生えてきやすくする方法があります。 2.乳歯が残っている 乳歯が残っているケースは、2つに分かれます。 ①永久歯の先天性欠如 実は、「生え変わるべき永久歯がない(一部)」という人が全体の1割程度いると言われています。 前歯が欠けるということはあまりありませんが、下の歯の4~5番目の歯が先天的にないというケースが多いです。 こういったケースでは、乳歯が残り続けるため、隙間ができやすく虫歯になりやすかったりします。 ②全く別の場所に埋まっている これも一定数いらっしゃいますが、歯自体があったとしても生えてくるべき場所にないこともあります。 そういったケースでは、乳歯が残ってしまいますが、後に変な場所に生えてくる場合もあるので、事前に知っておくことが大事です。 ①と②は、レントゲンを撮ることで簡単に判別できますので、お近くの歯科医院までご相談ください。 永久歯が生えてこない時、お子さんにとっても一生付き合う歯のことなので、親としては心配になることもあると思います。 今回紹介したパターンをもとに、判断いただけると嬉しいです。