こんにちは、
河原町歯科 院長の太田です。
今回は、
「インビザラインを始めてから口が乾燥します。」
というお悩みに答えていきたいと思います。
「口が乾く」と、口内環境が悪くなりますし、口臭や話しにくさを感じる方もいます。
「口が乾く」のには、いくつかの原因がありますが、
①知らないうちに口呼吸になっている
②水分を十分に取れていない
この二つが大きな原因だと考えられます。
さて、それぞれに説明していきます。
①口呼吸になっている
「口が乾く」のは、マウスピースが入っている分、口が閉じにくくなっているためです。
口が開いていると知らず知らずのうちに口呼吸になっていることがあります。
「口呼吸」だと乾燥した空気が頻繁に出入りすることになるので口の中が乾燥しやすくなります。
これには、意識的に鼻の呼吸に切り替えることで対策ができます。
また、この際、舌の位置に注意してください。
口が開いていると舌がその間に来やすくなり、余計に口が開いてしまいます。
マウスピースを外した後のことも考えて理想的な舌の位置である、安静位(あんせいい)を意識しましょう。
安静位は、何も意識していないときに舌が上顎の真ん中くらいにある状態のことです。
舌が安静位になっていると、矯正の後戻りが少なかったり、歯石がつきにくくなったりといろいろなメリットがあります。
まず、「鼻呼吸」と「舌の位置」
に気をつけてください。
②水分が十分に取れていない
次に、生活の中で水分を取れているか確認してみてください。
矯正をしていると、甘いものや色のつくものが飲めなくなるのでコーヒーやジュースなど、普段取っている水分が取れなくなることも口の中が乾く大きな原因です。
この時におすすめなのはペットボトルの水を持ち歩くことです。
水はアライナーをつけたままでも飲んでいいので、1日に一本は確実に飲みきることを目標にして意識的に水分を摂取するようにしましょう。
Amazonなどでまとめ買いをしておくと安く済ませることができてお得です。
今回は、「矯正中の口内の乾燥」についてお話ししました。
皆さんの矯正生活が明るく幸せなものになりますようにお祈りしています。
河原町歯科