こんにちは。
河原町歯科・矯正歯科クリニックのDr.太田です。
最近インビザラインのアライナーを作り直すのに
追加料金が必要な歯科医院が増えているようです。
歯科医院はアメリカのインビザライン社との契約に基づいて
インビザラインを提供していますが、
その料金の一部が今年に入って変更し、
アライナーの微調整の際にも追加料金が必要になりました。
今回は、
その「アライナーを作り直すケース」と「いくらかかるのか」について
お話しできればと思います。
1.アライナーを作り直すケース
①歯の動きの微調整(リファインメント)
1番多いケースは、最初の想定よりも歯の動きが悪く
治療計画からの調整が必要になるケースです。
調整が必要になるケースは多いため、
以前は最初の2回目までは無料でインビザライン側が作り直しに対応してくれていましたが、
今年に入り、調整のたびに毎回費用がかかるようになりました。
②アライナーの装着をサボった場合
アライナーの装着をサボってしまい、
治療計画が変更になるとアライナーを作り直す必要が出ます。
そのままのアライナーで問題のない場合もありますが、
動きの調整が必要になるケースもあります。
③アライナーを紛失した場合
アライナーを紛失した際も同様です。
使用するアライナーを一つ飛ばすことで対応できるケースもありますが、
痛みが強くなってしまうこともあるので、
その都度判断し、場合によっては作り直しすることもあります。
2.作り直しにかかる費用
作り直しにかかる費用は、各歯科医院の方針によりますが、
リファインメントの際に、3千円〜5千円かかる医院が多いそうです。
河原町歯科医院では現在、アライナーを作り直す場合には追加料金をいただいておりません。
(故意にアライナーを紛失したケースを除く)
最後に、アライナーの作り直しに関する注意点ですが、
アライナーの作り直しができるのは契約期間の間だけです。
契約開始から5年を超える場合は、
再契約をする必要がありますのでご注意ください。
5年を過ぎる場合の歯列矯正の後戻りへの対応は、
インビザラインの格安矯正のI-GOなどで対応していますので、
ご相談ください。
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今回は、アライナーの作り直しについて
お話ししました。
高額な買い物なので、細かい費用は抑えたいと思われる方には当院のように、作り直しの際に費用負担の少ない医院をお勧めいたします。
皆様が安心して矯正生活を過ごせることを願っております。
河原町歯科・矯正歯科クリニック